いくつかの場面

メモリアル・ベスト

メモリアル・ベスト

河島英五は「酒と泪と男と女」以外あまり知りませんでしたが、20年位前に笑福亭鶴瓶がパーソナリティをしていたラジオ大阪の「ぬかるみの世界」という暗〜い番組でたまたま流れた「てんびんばかり」という曲が強烈でその詞が頭にこびりつきました。それ以降もほとんど聴いてませんでしたが、今日ベストをたまたまレンタル屋で見かけ、借りました。
DISC1−M11の「いくつかの場面」という曲。沢田研二のアルバムで聴いた(名)曲と同名だと思いきや、元々河島氏の曲だと今日知りました。その沢田研二のアルバムは確か1977年に購入したので29年間その事を知らずにすごした事を河島氏にお詫びしたい気持ちです。沢田版がちょっと都会的なのに比べ、河島オリジナル版は熱い歌いっぷりで、やはり名曲です。
いくつかの場面

いくつかの場面

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このアルバムはミッキー吉野大滝詠一松本隆なども曲を提供してて、とても好きなアルバムです。親父とたまたま買い物に行ったあの日、親父がその時3000円しか持ってないのに2300円のこのアルバムを買ってくれた事を思い出しました。感謝感謝。
今は大人買い出来る様になったのと、CDの価格ってほとんど変わってないってのはありがたい事だと感じます。今の若い人はCDショップもレンタル屋はいくらでもあるし、圧縮して何千曲もダウンロードしてもち歩いてどこでも聴けるし、僕が若い頃のリスナー事情から比べると夢のような時代だなあと感じます。だけど何か簡単に音が、情報が入りすぎてこれでいいのかなあ?とか思ってしまいます。今はレコード会社が、一旦製作したCDを圧縮してみて、圧縮しても聴きやすいか、というチェックまでしているそうです。
本当に好きなアーチストのCDはきちんと購入していこうと思っています。聴くのも出来るだけ圧縮でなく、CDを自宅のステレオで聴きたいと思っています。