聴く

今度は、華麗な宴にどうぞ。

小学生の頃、沢田研二ファンクラブを友達と結成した。部員2名。
毎日の様にお互いの家に放課後行き会い、「今日のジュリーベストテン！」とかを決めたり、毎週木曜日のAMラジオ「ジュリーラブコレクション（記憶あいまい）」の感想を述べ合ったりする真におバカな活動だった。
このアルバムは、小学校6年生の時、千葉市から広島市の学校に転校する際、私設沢田研二ファンクラブを中心とするクラスメート達が銀杏集めをして換金して買い、プレゼントしてくれた特別なアルバム(ミュージックテープ）だ。友情の証。
広島の学校で広島弁が喋れない事や文化の違いになじめずいじめられた時も、毎日帰ってこのアルバムを聴いていた。何十回も。ほんとに擦り切れる程聴いた。
今でも精神的に行き詰ったりするとこのアルバムを聴いてしまう。
別にアルバム内の楽曲や詞に立ち直る要素がある訳でもないのだけど。