読了【34】

現代日本のタブー 消された真相を追う (宝島SUGOI文庫)

現代日本のタブー 消された真相を追う (宝島SUGOI文庫)

世に言われる日本の言論タブー、たとえば皇室、芸能界、ヤクザ、在日といったそれぞれのテーマは、暴力や経済的制裁を恐れるメディアの自主規制によって生じ、そこから「真実は別のところにある」という日本独特の二重構造が醸成されてきた。「消された真相」なるものがあるとすれば、その理由にこそ、人間の真実があるのだ―。本書では、さまざまな理由によって黙殺されている「現代日本のタブー」に切り込む。

1章 禁忌(皇室―「右翼」より右翼的だった日本のメディア 出版社社長が語った『プリンセス・マサコ』出版騒動と「広告拒否リスト」;実名報道―小学校女性教諭殺害事件の波紋 新聞・テレビが報道しない26年前の殺人を問われた足立区「時効男」の正体;死刑―「大死刑時代」に隠された塀の中の現実 未曾有の「執行ラッシュ」の一方で法務省が黙殺する幽閉30年超「塩漬け死刑囚」リスト ほか);
2章 深層(プロ野球―報道されない「ミスタープロ野球」の実像 いまなお球界最大のタブー「長嶋家報道」を潰す“人と組織”;五輪―北京五輪最大のタブー「JOC利権」 「メダルは取れない」との声が五輪前からささやかれた卓球「福原愛」の本当の「実力」;在日―あの大晦日「ヌルヌル事件」から1年半後 日本では報道されない「反則格闘家」秋山成勲の韓国での「英雄人気」 ほか);
3章 内幕(原油ビジネス―「石油ブローカー」泉井純一が見たロシアの深い闇 「ナニワのタニマチ」泉井純一が衝撃の告白!「プーチンが私に持ちかけた85億円の石油ビジネス」;消費者金融グレーゾーン金利撤廃の修羅 「くぅ〜ちゃん死亡説」も流された「盛者必衰」を地で行くアイフル「経営危機説」の発信源;インサイダー―あまりに杜撰だった「社内規定」 「NHK記者解雇事件」に見る大手マスコミ記者を取り巻く「インサイダー情報」の誘惑 ほか) 【BOOKデータベースより】

こういうの結構好んで読んでる