指笛といふ名のチヤホーンもしくはブブゼラ

沖縄で高校野球の親善試合を2回見たのだけれど、高校生の応援団はともかく、大人たちの応援が全く内地(うちなーは本土のことをこう呼ぶ)と違うので驚いた。やたらと指笛を鳴らすのだ。沖縄の人独特の楽しみ方なのだろうが、嫌味なうるささでなく、とても「粋だなあ」と感じたのだ。それは
「いよっ日本一!」みたいなニュアンスなのだろうかとも思うし(勝手に解釈)
エレカシのライブに行くとどこからとなくかかる
「いよっ!宮本っ」とか
泉谷しげるのライブでの
「バカヤロー。早くやれ!」という暖かい声援と同じ愛情を感じるのだ。
指笛には大きく2つの吹き方があって、ひとつは親指と人差し指を輪っかにして口(舌?)に当てる奏法と、もうひとつは小指を鍵方に曲げ、小指の背を口(舌?)に当てる奏法がある。僕は前者が子供のころ出来たのだけど、最近はかすれた音しか出ない。
個人的には後者の「小指奏法(勝手に名付ける)」の方がかっちょいいと思う。

沖縄の人に何人か聞いてみた。「ウチナーの人でも指笛が吹けない人もいるんですか?」
「そりゃーいるサー。ナイチャー(内地の人)でも自転車が乗れない人がいるのと一緒」と言わた。
「なるほど」

という訳で